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【育児】時間のない朝を、朝食リクエストで簡単改善

どの家庭でも朝はいつも時間が足りない

 

私は10歳、8歳、6歳、4歳の4人の子の母です。

毎日毎日が慌ただしく、朝からフルスピードで動いています。

 

4人の子供それぞれ性格も違います。

ひとりひとりに向き合うとなると、時間がいくつあっても足りない毎日です。

 

特に朝の時間が足りません。

 

平日は5時半に起床し、食洗機の中の洗い終わった食器類を片付けます。

お仏壇にお茶とご飯をあげて手を合わせます。

 

それから幼稚園に通う下2人のお弁当作りをします。

 

午前中しっかり遊んだり、お勉強したりをして迎えるお弁当の時間・・・。

 

お弁当箱を開けて中身を見たときに、私のことを思い出してくれると嬉しいな、と思いながら作っています。

 

6歳の次女は、玉子焼きとブロッコリーが苦手です。

でも毎日小さな玉子焼きと、ブロッコリーを必ず入れます。

 

その分、次女が大好きなおかずは多めに入れます。

 

4歳の三女は特に好き嫌いはないのですが、おにぎりだけは、ゆかりのおにぎりでないと食べません。

 

毎日、ゆかりごはんのおにぎり作って入れています。

その後、6時に10歳の長女を起こします。

 



朝起きてからがさらに大変

 

長女の日課は朝の情報番組を見ることなので、長女は熱心にテレビを見ています。

私は朝食の準備をしながら、6時半に残りの3人を起こします。

 

それぞれ寝起きも様々で、一度の声かけで起きてくる子もいます。

何度も起こしても、なかなか起きない子もいます。

 

特になかなか起きないのは8歳の長男です。

 

目覚まし時計は何のためにあるんだろう?

と思わせるほど、大声で私は長男の名前を呼びます。

 

下の子2人はほぼ同時に起きます。

それぞれ起きたらまずトイレへ。

 

これも上2人は我慢ができますが、下2人はまだトイレを我慢するのが難しく、毎朝トイレの順番争いです。

 

我が家には、2階と1階にトイレがあります。

それでも4人が同時にとなると、やっぱり小競り合いになるのです。

 

その後に、みんな食卓に揃って朝食となります。

 

朝食はすべてバラバラ!

 

我が家は前日に朝食のリクエストを聞いてあります。

 

4人別々のメニューなんて珍しくありません。

コーンフレークにヨーグルトの子もいれば、ごはんに納豆の子もいます。

 

食パンを焼いてピーナッツバターを塗り、いただきもののマカロンも一緒に食べる子もいます。

 

なんて甘やかし!

との声もあるかもしれません。

 

しかし、我が家では朝食を食べる時間が、ダラダラと長引かないように、好きなものを喜んで食べ、さっさと次の身支度等の工程に移る!ということに重点を置いているのです。

 

登校時間もありますし、幼稚園バスの時間もあります。

 

前日に時間割りを確認して用意していても、朝急に思い出し、工作に使う道具やらを探す羽目にもよくなるので、時間に余裕が欲しいのです。

 

恥ずかしながら、時には足りないものを、近所のコンビニまで走って買いに行く、なんてこともあったりするのです。

 

以前は4人に同じものを用意していましたが、嫌いなものだと本当に子供は食べないのです。

 

特に6歳と4歳の女の子2人は、少しの量でも嫌いなものだと、完食するのに30分かかることもありました。

 

その度に「早く食べなさい」と、何度も何度も声をかけます。

しまいには、「幼稚園バスに間に合わないよ!」と声を荒げる始末。

 

それでは子供達も私も、朝のスタートが気持ちよくない・・・。

 

だったら一層の事、食べたいものを用意しよう!

と決めたのが始まりでした。

 



リクエストは前日に決めておくのがポイント

 

けれどもこれを当日聞くと、バラバラに起きてくる子たちに合わせて、準備も遅れてしまいます。

 

なので、必ず夕食後にリクエストを聞きます。

ここがまたポイントで、少しだけ余ってしまった夕食も候補に上がります。

 

例えば、残ったシチューを2人の子が選ぶとします。

 

余ったシチューを全て保存容器に入れるのではなく、電子レンジで温めてそのまま食卓に出せるように、スープカップに入れてラップをして冷蔵庫に入れます。

 

もちろんそれに食パンを合わせる子もいれば、ご飯を合わせる子もいます。

みんなが好きなお好み焼きなどは、あらかじめ残るように多めに作り、候補にあげます。

 

まんまとみんながお好み焼きをリクエストしてくれると、心の中でガッツポーズをしたりもしています。

 

以前は、栄養バランスのことをよく考えていました。

 

リクエストを聞くようになってからは、朝食は1日のエンジンをかけるためのガソリンのようなものだ、と捉えるようになりました。

 

ふりかけご飯とフルーツだけでもOK!

足りない分は、お弁当や給食、そして割とゆっくり時間を取れる夕食に補えばいいんです。

 

そう開き直ったら、朝のイライラが減りました。

そして、いいスタートを切れるようになったような気がしています。

 

また、それらを盛りつけるお皿やコップ、カトラリーなどもそれぞれがお気に入りのものを使っています。

 

一見その方が面倒くさく時間がかかりそうに見えるのですが、トータルで見れば時間削減になっているんです。

 

我が家では、このまま毎日贅沢な朝食を続けていこうと思っています。