父親が育児に参戦した場合
育児を経験したうえで大変だった事を明記します。
私には3人の子供がおります。
上の子は10歳(長女)になるのである程度、育児から手が離れてきました。
下の子が5歳(長男)と3歳(次女)なので、下の二人に関しては育児の現在進行形です。
さて大変だった事ですが、私はサラリーマンで妻は専業主婦なので、平日の家事育児は妻がメインになります。
その為、サラリーマンの私は育児にかかわることがあまりありません。
土日に携わることがあっても、うまく対応できずに混乱するしまつです。
子供をお風呂に入れるのも一苦労
特に苦労したのが、乳児の時にお風呂に入れるのが非常に困難でした。
ベビーバスで入れるのですが、着替えを脱がしてから、体の洗い方の順番がまず分からなくて苦戦しました。
頭から洗い、耳にはお湯が入らないようにして且つ、顔にもお湯がつかないようにも気をつけます。
体を冷やさないようにガーゼは常に体に付けて、悪戦苦闘しながら洗います。
横で妻がチェックしているので、間違えるとすぐに鬼のチェックが入り、さらに焦ります。
何度も怒られながら少しずつ、出来る様にはなっていきました。
一方、お風呂に入れた後にも苦労が待っています。
それはお着替えです。
赤ちゃん用の着替えはひもで結ぶ箇所が複数あり、結び方が良く分かりません。
しかも冬場等は、それが複数枚になるので、さらに複雑です。
間違えると、変なバランスになって赤ちゃんも寒くなるので、直ぐに妻からチェックが入ります。
間違えるとさらに混乱して、しかも途中で赤ちゃんが泣きだすと、気を失いそうになります。
何度も失敗を繰り返して少しずつ、できるようにはなりましたが慣れていないため、非常に苦労しました。
母親ができても父親には難しい場合もある
次に大変だっだのが食事です。
当初は母乳のみでしたが、数か月していくと離乳食も混ぜていきます。
妻は問題なくあげられます。
しかし、私の場合だと不慣れなのが赤ちゃんにも伝わるのか、あまり食べてくれない・泣きだすといった事が多くありました。
スプーンであげるのですが妻と違い、回数やタイミングがうまくいかず、赤ちゃんが気に入らなかったみたいです。
なので私があげるときは、口から出したりすることもありました。
あと、夜も非常に大変でした。
それは赤ちゃんの夜泣きです。
夜泣きのたびに、妻は起きて母乳を上げます。
私が寝たふりをしていると、必ず妻にあれこれ言われて、別の部屋からガーゼを取って来たり、オムツを替えたりします。
寝たくても常に起こされるのが非常に大変でした。
でも妻も大変なので何も言えません。
これはもう妻の機嫌を悪くしないように、最小限の動きで最大限の手伝ってるよ感を、出すことが大事だと思いました。
赤ちゃんを旅行に連れて行く時も大変
あとこれは育児をした人なら誰しも一度は感じた事があると思いますが、赤ちゃんと公共機関に乗る際に、泣き出すと周りの目も気になり、非常に焦り大変です。
私が非常に苦労したのが、長男がまだ生後10ヶ月頃です。
バリ島に海外旅行に行ってきました。
まだ言葉も分からない時で、夜泣きもありました。
飛行機の中(しかも夜間のフライト)で、ずっと泣いている時は、周りで寝ている乗客も多いので非常に苦労しました。
なのでその際は抱っこひもをつけて、飛行機の後ろのトイレの周囲に行き、そこでひたすら抱っこで耐えしのぎました。
ずっと立っているので疲れます。
自席で周りを気にしながらいるのも大変で、後方でやり過ごした記憶があります。
ただ大変でしたが、CAの方も親切でいろいろと気にかけてくれました。
CAの方が座る座席に座らせてもらったりしたのは、非常に助かりました。
このように男親は育児に不慣れなので、様々な場面で苦労の連続です。
少しずつ経験を重ねるたびに、分かってくるようになります。
慣れることで、育児をこなせるようになると、こういう事がイクメンなのかな、と自己陶酔できるようになります。
周りの協力と母親をサポートすることが大切
大変な中にも、楽しみを見出すことで頑張れる部分はあるなと感じます。
あと、夫婦のみでの育児は、非常に大変でお互いのストレスもたまっていきます。
できる限り、お互いの両親や家族、周囲のサポートを最大限に生かすことが大切です。
面倒を見てもらえるときは見てもらい、負担を抑えることが大事だと思います。
また、何よりも奥さんのストレスを抑えてあげることが、うまく育児を行っていくポイントになると思います。
一人目の育児は非常に大変ですが、大変な分、いろんな事ができるようになります。
2人目の時は、大分スムーズにできるようになります。
あまり頑張りすぎず、失敗しても引きずらないことが大切です。
土日だけ育児すれば良いやではなく、平日も早めに帰るとか、飲み会にいくのを控えるとか、自分の時間は最小限にするなどしてみましょう。
男親でも出来ることがあるはずです。
夫婦がストレスをため込まず、何かちょっとしたことでも良いので何か楽しみをつくってみてください。
周りの育児中の友達と話をするだけでも、気分転換になることがあります。