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初孫!両家じーじ・ばーばの変貌

初孫の可愛らしさ

 

28歳で結婚、29歳で男の子を初出産をしました。

自分の実家にとっても主人の実家にとっても初孫です。

 

じーじとばーばにとっては、毎日が孫・孫・孫のまさに孫色一色

 

可愛くて可愛くて仕方がない様子なのですが、日に日に孫に対しての関わり方が、エスカレートしてきております。

 

息子はもうすぐ1歳になろうとしています。

 

じーじ・ばーばも、1年でこれだけ変わるのかと…息子の成長と同じくらい、目を見張るものがあります。

 



今までこんな光景は見たことがない!

 

主人のお義父さんは、寡黙で掴み所のないミステリアスな人

子どもをあやしているところなど、想像もつかない雰囲気の人でした。

 

私の父は、強面で厳しい雰囲気の人

子どもが泣いたりしたら激怒するのでは…と不安でした。

 

そんなじーじ2人でしたが、初孫を一目見て一瞬でまさかの可愛い可愛い状態に!

抱っこしたらなかなか離しません。

 

ところが、可愛がってくれるのは大いにありがたいのですが、ひとつ問題が…それは何にでも「大丈夫よ!」と言うことです。

 

自分が使っている箸で、食べたことのない物を与えようとするんです。

 

他にも、まだ自力では立てないのに無理に立たせようとする、勢いよく高い高いをする…など。

 

それについて言及しようものなら、ムッとした表情で睨まれ、しばらく孫には関わりません。

 

まぁ、しばらくといっても15分くらいですが……。

 

そして極めつけは、息子が泣くとこちらに返してきて「泣きやませろ」と言うんです。

 

本当に自分の子を育ててきたのか?

と疑いたくなるほどに、子どもへの理解がない、知識がない。

 

指摘されたらされたで不機嫌になります。

 

もちろん、早くいろんなものが食べられるようになってほしいとか、歩いてほしい、しゃべってほしいと期待を込めてくれているのはよく分かります。

 

しかしながら、さすがにこのじーじ2人の無知さ加減には、ほとほとあきれてしまいます。

 

無責任な「大丈夫よ!」はやめてほしい

 

私も初めての子育てで不慣れですが、だからこそ「無知の無責任さ」は感じています。

 

知らない・わからないでは済まされません。

 

それにじーじ2人とも、可愛い孫の写真は、画質の良いスマホでパシャパシャ撮っているんです。

 

知らない・わからないことは、とりあえずスマホで調べてみてくださいと言いたい…!

 

じーじ達の無責任な「大丈夫よ!」はなかなかのストレスです。

ばーば2人は想像通りひたすらに「可愛いね〜」を連発です。

 

ばーば達に関しては、大きなギャップはありませんでした。

何をしても可愛い可愛い可愛い…わかります、初孫ですから可愛いでしょう。

 

しかし可愛さにかまけて、泣けばエンドレスにおやつを与え、すぐ抱っこです。

 

こちらとの会話がどれほど重要な内容でも中断して「よしよし〜」、極めつけは泣いて私があやしていると「かしてごらん!」と息子を奪い取り、自分が泣きやませようと必死になる。

 

それでは母親である私の立場はありません。

 

ばーば2人からは、「誰よりも自分のことを1番好きであってほしい」という願望が溢れ出ています。

 

私が買ったおもちゃで1番遊んでる、私が買ったお洋服が1番似合ってる、私を見ると笑うのよ、私のところにハイハイしてきてくれるのよ…もう、付き合うこっちはへとへとです。

 

可愛いのはよくわかります。

愛してくれているのも、息子にとってはありがたいことです。

 

しかしその愛情が、裏を返せば嫉妬に変わりかねないばーば2人。

見ていてヒヤヒヤします。



大変なところもあるけれど、感謝するところもある

 

今はまだ息子は1歳ですが、2歳、3歳と大きくなるにつれ、人に対してもある程度好き嫌いが出てくるでしょう。

 

そうなった時、ばーば2人は受け入れられるのでしょうか…。

 

自分が1番に選ばれなかった時、それでも息子のことを「可愛い」と思ってくれるのでしょうか…。

 

でもこのめんどくさい嫉妬にまみれたばーば2人を説き伏せるより、息子に忖度の仕方を教えたほうが手っ取り早そうだな、と思う日々です。

 

どっちにも「1番好き」って言いなさい、と教え込みたい。

 

しかしいざ自分が冷静になると、自分の親のみならず、主人の親にも文句を言いたくなるほど子育ては難しいものです。

 

理想通りにいかないものなんだなぁ、としみじみ思います。

息子を愛してくれているからこそ、じーじもばーばも必死になってくれる…。

 

そのことにひとまず感謝しないとな、と反省する日もあります。

素直にそう思えない日もそれはそれはたくさんあります。

 

それでも、ふと冷静になって「ありがたいな」と思えた時には、「可愛がってくれてありがとう」と思いを込めて、息子の写真を撮って両家じーじ・ばーばに送るようにしています。

 

余裕がない日は絶対送りませんが…何はともあれ、息子の人生において何かしらの影響を与える近さにいる人たちですから、大切にしていかないとな、と思います。

 

最近1歳になった息子ですが、あと3ヶ月もすると2人目が産まれ、早速お兄ちゃんになります。

 

じーじとばーばは、2人目に対して可愛い可愛いをどのくらい発動するでしょうか。

 

1歳を過ぎていろいろ文句を言うようになってきたお兄ちゃんに対して、これまでのように可愛い可愛いしてくれるでしょうか。

 

そして、この子達があなた達の孫である前に、私たちの子どもであるということに、気付いてくれる日は、一体いつになるでしょうか…。