糖質制限ダイエット
糖質とは、食べ物に含まれるブドウ糖のことです。
糖質制限ダイエットは、運動をあまりしない人の1日の摂取量は女性であれば270g前後、男性であれば330g前後と言われています。
また、人間がストレスを感じてしまう糖質制限は100g以下です。
1日の糖質の摂取を制限する方法が、糖質制限ダイエットです。
例(ご飯茶碗1杯150gの糖質は55gと言われています。)
糖質制限を行なった結果
私の場合、最初の体重が65キロでした。
糖質制限を始めた結果、55キロまでダイエットを成功しました。
しかし、下記に書いてある症状が出てきて、普通の食事に戻した3週間後には68キロになっていました。
運動は買い物や運転、家事など一般的に専業主婦が行なっている運動量です。
糖質制限を行なって出てきた不調(1日〜1週間)
最初の3日間は、糖質制限を緩やかに始めました。
一日130gほどの摂取量にしていたのですが、始めた次の日は頭痛が激しく一日中頭痛が酷かったです。
体も重く、風邪をひいた時のような症状でした。
3日目までは症状が続いたままで、4日目からは神経が研ぎ澄まされたかの様な感じになっていました。
何にも敏感になっていて、少しの音でもびっくりするほど神経がピリついてました。
糖質の少ない野菜が中心の生活だったにも関わらず、便秘がひどく下剤を服用しないと腸の運動が弱っていました。
肌荒れもひどくなり、ニキビやヘルペスも出てくる様になりました。
1週間で3キロ減量成功はしていました。
糖質制限に味をしめて過激に(1週間後〜1ヶ月間)
1週間で今までどんなダイエットをしても、3キロは落ちることがなく不調だったのも、体重計を見たら忘れるほど嬉しく過激なダイエットになっていきました。
始めた時の130gから大きく減り一日80gに変更し、1日のカロリーは1000キロカロリー以下でした。
少しずつ胃も小さくなり、食べないことに慣れ始めていました。
流石に食べる糖質を考えると、食べられるものが限られてきて、キャベツやゆで卵などが中心になってきました。
食べても空腹になり、お菓子などの誘惑に負けそうになりながらも、ひたすら糖質計算をして、食べない生活をしていて1ヶ月で6キロの減量に成功しました。
しかし、この時は1番体調的にも不調でした。
まず女性ならではのホルモンの崩れで生理周期はずれ、朝になると手足のしびれや頭痛なども・・・。
急な立ち上がりで、血圧が一気に下がり座り込んでしまったりすることが増えました。
歯の歯肉も下がり、胃が弱っているのか胃酸の臭いもしました。
反応も鈍ってきて、とても運転していたら事故を起こしかねないと、断念することもありました。
一日中頭は回らずボーとしていて、考え事も途中で忘れてしまい、買い物に行くときも買うものを忘れていたりと物忘れも増えました。
減らなくなった体重(1ヶ月〜2ヶ月)
糖質制限を始めて、精神的にも辛くなり食べるタイミングも失うほど、糖質に縛られていました。
テレビでその当時は、糖質制限を進めている番組が多くあり、私も食い入る様に見ていました。
実際に試してみると、糖質制限がいかに危険かということを、身にしみて経験しました。
糖質制限を始めてから9キロ落ちたのですが、この1ヶ月間で落ちた体重は1キロでした。
停滞期に入ってしまったので何をしても減らず、糖質は変わらずに続けましたが、流石に気が滅入り挫折しました。
糖質制限を辞めてからリバウンド
ダイエットを始めて、3ヶ月間の合計が10キロ痩せたことよりも、不調で時間が長く感じました。
この3ヶ月間が、まさか1ヶ月で一気に棒になるとは思っていませんでした。
糖質制限をやめようと決心してからは、食べ物に気を使わずにひたすら食べる様になりました。
糖質は300gは超え、カロリーも2500キロカロリーほどには達していたと思います。
そんな生活をしていて、1ヶ月で体重を測ってびっくりしました。
13キロ…68キロになっていたので、見間違えかと思いました。
完全に1ヶ月でリバウンドしました。
糖質制限の落とし穴
後々色々と勉強したのですが、空腹の期間があり糖質制限を過激にしすぎて、体に高カロリーの物が入ってきた瞬間に、腸が余分に貯蓄するようになっていたようです。
脳も糖質を摂りなさい、という指令を出しているとのことでした。
今後糖質制限ダイエットをされる方へ
もし糖質制限をやってみよう、と思う方は是非目標を立ててください。
体の危険値を把握して行なってください。
しかしそのあと生活を戻すのであれば、この方法はオススメできません。
私と同じ症状が何個か当てはまる人もいれば、また違う症状が出る方もいると思います。
体質の関係もありますが、私の場合はテレビでもあまり語られない糖質制限のダイエットの危険性や症状を、できるだけ多くの方に見ていただきたく書きました。
糖質制限は老化予防になるようですが、ちゃんと知識を持って行うことが大切です。