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一人暮らしに超おすすめ!中華料理屋の厨房アルバイト

お金がない一人暮らしの生活

 

私がアルバイトを始めようと思ったのは、大学2年生の頃でした。

 

一人暮らしに慣れていない私の大学生活1年目は学校とサークル、そして日常生活を送るので精一杯で、アルバイトをする余裕は全くありませんでした。

 

2年生になり学校や一人暮らしにも慣れ、遊ぶ友達がだんだん増えてきたころ、ふと財布を見た私は唖然とします。

 

「お金がない・・・」

私がアルバイトを決意した瞬間でした。

 

私の趣味はというと料理を作ることです。

高校時代から食べることが好きだった私は、一人暮らしをするにつれて自炊をするようになりました。

 

せっかくなら自分の好きなことで、それもこれからの生活に活かせるアルバイトがいいなーと、学校掲示板に貼られた求人やアルバイト情報誌を探していました。

 

そんなとき、サークルの先輩が「僕,中華料理でアルバイトしてるんだけどやってみない?」と誘ってくれました。

 

もちろん2つ返事でOKを出し、私のアルバイト生活は始まりました。

 

厨房のアルバイト

 

即日面接、時給は深夜料金を含め大体1000円でした。

賄いもついているので文句なし!

 

その場で採用が決まり、シフトの確認をしました。

(お店にもよりけりですが,私のお店は1か月のシフトを月初めに提出していました。)

 

そしてやってくる初めての出勤日。

店長にお店のルールやタイムカードの打刻方法、控室の使い方なんかを教えてもらいながらスタートしました。

 

初めての社会経験で戸惑っていた私は、まず店長から「メモを常にとれるようにして」とアドバイスを受けます。

 

すぐさまノートとペンを買ってきてポケットにしのばせ、さっき教えてもらったことをノートにまとめて・・・いよいよ厨房仕事のスタートです。

 



メニューの多さに驚き

 

 

厨房の仕事はまず、開店の2時間前くらいにお店に行って仕込みをすることでした。

 

私のアルバイトしているお店の開店時間は夜17時半からでしたので、大体15時半からお店に行って仕込み作業をスタートしていました。

 

ここでまず驚いたことは、食材の多さ・そしてメニューの多さです。

 

チェーン店だったので作り方はすべてマニュアル化されていたものの、メニューの数はざっと100種類はあります。

 

それも月替わりでメニューがちょこちょこ変わっていたので、慣れるまで結構大変でした。

 

それも私のアルバイトしていたお店の売りは、オーダーバイキング制の食べ放題のお店でした。

 

チンジャオロース15人前、麻婆豆腐100人前の仕込み、宴会が入ったときなんかは唐揚げ300個揚げたりと、それは果てしない作業でした。

 

特に夏場は火の元での作業ですから、油は跳ねるわ炎は舞うわの地獄絵図です。

ご飯を作っているはずがスポーツをしている気分でしたね(笑)

 

お店が始まると、1品物の料理や作り置きできない料理のオーダーをさばきながら、皿洗いをしたり仕込みをしたり・・・。

 

スピード感と状況把握が求められました。

 

お店にもよると思いますが、私のお店はお客の波が激しく、開店から1時間はいつも穏やかな時間が過ぎていましたが、ピークタイムが始まると戦場が幕を開けていました。

 

特に金曜日、土曜日のピークタイムはすさまじい光景だったと思います。

注文は飛び交い、洗い物は溜まり、冷蔵庫の中はどんどんなくなっていきます。

 

ピークタイムが過ぎたころには、ぺんぺん草も生えないような、からっぽの厨房が広がっていました。

 

アルバイトの楽しみ「賄い」

 

 

ピークタイムを終えて仕事が1つ片付くと、お待ちかね賄いの時間です。

厨房でアルバイトをする目的の1つといっても過言ではありませんね!

 

私のお店では、お店の余った食材を使って料理長が大皿のおかずを作ってくれ,それをおかずに厨房・ホールの人達と、和気あいあいとご飯を食べていました。

 

働いて帰ってからご飯のことを考えなくていいのは、すごく大きいメリットですよね。

 

賄いのレシピって、簡単においしく食べられるように編み出されていますから、いわばプロの家庭料理なんですよ。

 

たまに間違えて焼きすぎてしまった餃子が出てきたり、食材が切れてしまった日は、焼きそばをおかずにご飯を食べたりしました。

 

その日ごとの楽しみがあって,すごく良い思い出ですね。

 

厨房でアルバイトをするメリットとして、賄い料理がおいしく食べられると言いましたが、それだけではありません。

 

レシピを覚えて自宅で作れば、まず間違いなくプロの味を作ることができます。

 

お店のルールではレシピの写真を撮ったりすることは禁止でしたが、頭の中に入れることは禁止されていません。

 

お家に帰って自炊がてら練習したり、友達に中華料理をふるまったりしました。

パーティーの時は一躍ヒーローでした。



アルバイトでの働く経験

 

賄いを食べ終えるとあとは掃除、それと翌日の仕事の仕込みをしてその日の仕事は終了です。

 

大体15時半から仕事を始めて、終わるのは23時~24時頃でした。

1日の業務時間は、大体8時間程度でしたから1回のお仕事で8000円くらいですね。

 

週2~3日くらい働いていたので、毎月5万円くらいのお給料をもらっていました。

(たださっきも書いたように、賄いもついていますから、かなりお得なアルバイトでした)

 

アルバイトをする機会は、大学生になってからが圧倒的に多いと思います。

 

私はアルバイトを通じて、社会人の人たちと一緒に働く経験がすごく今の自分にプラスになっていると感じています。

 

時間を持て余していたり、お金がないなーと思っている学生の皆さんは特に、勇気を出して応募してみてはいかがでしょうか。

 

きっと新しい世界が開けると思いますよ。