数年ほど前に、私は10kgぐらいのダイエットに成功した事があります。
ただ期間は比較的長く、1年ぐらいは続けていました。
方法は非常にシンプルで、とにかく食べる回数を減らすよう心がけていました。
食べない心がけていれば自然とアテロームが減る
ある時から、私は健康に興味を抱くようになりました。
やはり健康であるに越した事はないでしょう。
私の仕事は体力勝負な一面もありますし、不健康な状態になってしまうのは困ります。
ある日、私は動画サイトを見ていたところ、やや興味深い動画を見つけました。
とにかく食べないよう心がけてみると、自然と血液がきれいになっていく話が紹介されていたのです。
その動画をアップしていた方は、一部の方々の間では比較的有名です。
普段から健康に関する動画をアップしている方で、話し方も比較的面白い人物だったのを覚えています。
私が注目したのは、血管の中にあるアテロームという物が減るという理屈でした。
血管の中には、老廃物が混ざっている事があります。
血中コレステロールもその1つですが、老廃物が血液の中に溜まっているのは、もちろん良くありません。
動画では、そのアテロームを減らす方法が取り上げられていました。
どうすれば良いかというと、とにかく食べない事です。
食べないよう心がけていると、血液の中にある細胞も飢餓状態になります。
とてもお腹が空いている状態の細胞は、何とかして栄養分を補うよう色々な手を尽くす訳です。
その際、血液の中にあるアテロームに注目する訳です。
お腹が空いている細胞は、栄養分を取り入れる為にアテロームを捕食する訳です。
飢餓状態になっている時の、やむを得ない措置なのです。
という事は、何も食べないよう心がけていれば、自然とアテロームも減っていきます。
アテロームは血圧を高めてしまいますし、ダイエットも妨げてしまいますから、減らす方が良いのは間違いありません。
1日1食の話に興味を抱いた
私はその話に大変興味を持ったので、その動画をアップしている人物の書籍を読んでみました。
すると、また興味深い話が取り上げられていたのです。
1日1食だけで問題ないという話です。
最初の内は、私も半信半疑でした。
1食しか食べないようでは、健康を害してしまうのではないかと心配でした。
ですがそれ以上に、私は健康に関心がありましたし、痩せる事ができれば良いと思っていたのです。
というのも数年ほど前に、親戚に肥満を指摘されてしまったことがあります。
だいぶ太ったという一言を聞いたので、何とかして痩せてみせると気持ちが燃え上がった事があります。
悔しい思いをしていると、自然とモチベーションも高まりますね。
半信半疑な気持ちはあるものの、私はその本で紹介されていた方法を試すことにしました。
幸いにも、1日1食というダイエット方法は非常にシンプルです。
そもそも、以前から私は「皆、食べ過ぎではないか」と内心考えていました。
テレビ番組などでは、たまに1日2食でも十分という話も取り上げられていますし、一度は試してみたいと思っていました。
1日1食は大変だったのか
1日1食という方法は、ハードルはそこまで高くありませんでした。
もともと、私はあまり食べる方ではありません。
上記の書籍を読むまでは、一応は1日3食ぐらい食べるようにしていましたが、たまに朝食を食べない事もあります。
それでも特に問題なかったので、1日1食にしたところで、健康を大きく害する事はないと思っていました。
想像していたよりは、楽でしたね。
その1日1食という食生活を続けてみたら、体がだんだん軽くなってきました。
やはり今までの1日3食という生活スタイルは、ちょっと食べ過ぎだったようです。
それと、気持ちも爽やかになりました。
1日1食と聞くと、気分が悪くなってしまうのではないかと思うかもしれませんが、むしろ逆です。
なぜ気持ちが爽やかになったかというと、やはりアテロームでしょう。
血液の中にある余分な物が外に出てくれたおかげで、健やかな気持ちになったのだと考えます。
実際、体を動かすのも楽になりました。
1日1食を続けたら10kgぐらい減った
その方法を1年ぐらい続けてみたら、体重はだいぶ変わりました。
1日1食ダイエットを始める前までは、体重は75kg前後だったのですね。
ところが、1年後には65kgになっていたのは少々驚きました。
理由はシンプルです。
そもそも体の中で脂肪を作るにしても、材料が必要でしょう。
肝心の材料がなければ、脂肪を作る事もできません。
体の中の脂肪の量が減ったので、10kgぐらい痩せたのだと推理します。
それに加えて、だいぶ体調も健やかになりました。
少なくとも体は軽やかになりましたし、とても動きやすくなった事だけは間違いありません。
やはりアテロームや脂肪分が減りますと、随分と動きやすくなりますね。
ちなみに私が読んだ書籍には、そのダイエットを楽しむのが第一だと書かれていました。
苦しんでしまうと、ダイエットが続きづらくなってしまうからです。
私も楽しむよう心がけてみましたが、良い結果になって良かったです。