最初に就いた仕事は事務職
最初に就いた会社は、大手ス-パ-の事務職でした。
新店要員としての採用で、大阪の支店で新人研修を経て、新店の社員になりました。
大事に育てて貰ったので、同期入社の仲間より、恵まれた状態での仕事のスタートでした。
なので、天狗になっていたかもしれません。
仕事は、慣れるとともに、時間に余裕ができ、暇だなぁと思う日が多くなっていました。
ある意味退屈な日々が続いていました。
その頃には人事の移動に伴い、同期入社の他の子は他の課に転課となり、残ったのは私だけでした。
ある時、他の課から主任代行という形で、今までいた女性社員を他の課に転課させ、男性が転課してきました。
まだ、この時代は男社会で、出世していくのは男性だから育てていかなければ・・・という会社の考え方からでした。
なんとも釈然としないまま、転課してきた男性社員を教育し、彼が仕事が出来るようになればなるほど、私は、暇になっていました。
漠然と、辞めようかなぁと考え始めましたが、どうせ辞めるなら退職金を少しでももらえる時期に・・・と考えていました。
もらえる時期がもうそろそろか・・・という時期に県外への転勤の話があり、状況打開の可能性にかけ、受けることにしました。
しかし、転勤先の直属の上司は個性的な方で、課の従業員とも意思の疎通がうまくいっていない模様でした。
仕事については、今までより規模の小さいお店でもあったので、それなりにこなせたのですが、やはり、上司との折り合いがつかず、もういいかという気持ちになり退職を決意しました。
何も考えず、残留にも応じず、退職し、地元にUターンしました。
代理として仕事をすることに・・・
知り合いに頼まれ、産休期間中の代理として建築会社の事務を経由し、会計事務所に就職しました。
父が自営業者で税理士さんとは縁があったため、もしかしたら、税理士の資格がとれるのではと甘い思いからの就職でした。
しかし、実質はそんなに甘いものではなく、淡々と取引会社様の事務処理の代行という形でパソコンと向き合う日々でした。
その会社は、1年たつと担当が与えられ直接取引先と話しすることになっていたのですが、社長から、対取引先に対する接し方に不安があるとの事で延期になりました。
落ち込みました。
前の会社もどうのこうの言っても人間関係で辞めていたので・・・確かにその頃の私は気が強くかつ人見知りという社交性のない性格だったので当たり前かと今では思いますが、その時は落ち込みました。
夢は破れ、仕事は事務という後処理ばかりで、社長には「性格に不安」と言われ落ち込んで、退職を決意しました。
どうせ後処理の経理の仕事なら、もう少し給料のいいとこへの転職を考えてでした。
またしても事務職へ転職
そして、初めて普通の事務職としての仕事に就きました。
上場前の会社で、上場に向けて成長していた職場だったので待遇は悪くなく、仕事は仕事と割り切りプライベートも充実した日々を過ごしていました。
楽しい日々でした。
しかし、年齢のプレッシャーがかかってきました。
プライベートで色々あったのも一因し、将来やっていける仕事を探ければという気持ちになっていました。
たぶん、焦っていたのでしょうね。
その年で経験がなくても取れる資格、インテリアコーディネーターに着目し、知り合いの伝手をたどり再就職先を当たりながら、そのことを理由に退職しました。
見勝手ですね。
そして、今に続く仕事の始まりです。
バイトしながらの勤務
インテリアコーディネーター事務所は給料も安く、バイトしながらの勤務でした。
しかし、素人ながらいろんなお宅のインテリアコーディネトに携わり失敗もしながら、叱咤激励の中楽しく仕事していました。
この間にインテリアコーディネーターと設計士の資格を習得していました。
仕事の一環として家のプランニングをしたのが楽しくて、はまってしまい、設計の仕事に就くため、退職しました。
当然、資格はあるもののど素人、それでもなんとか建築会社に就職、現場希望で作業し、職人さんに教えてもらいながら成長してきました
しかし、男社会、大卒の新人との給料の差に愕然として退職しました。
その後、もっと給料の良いところへと地元に戻り住宅会社に再就職、仕事は楽しく、大変忙しかったです。
しかし、帰宅は夜中過ぎ、午前様当たり前というあまりの仕事ハ-ドさに、疲れ切り退職してしまいました。
何度も転職して成長した自分
その後は、それらの経験を活かして、知り合いを手伝ったり、派遣に行ったりしながら、日々過ごしていました。
はっきりと、どこかに所属という形ではなく、仕事をしていたら現在の自営にたどり着きました。
希望の仕事にたどり着いたのはラッキーでした。
また、いろんな会社を回ったことによる経験は、私自身の成長にもなりました。
転職はいろんな理由があるとは思います
私のように何度も転職を繰り返す人は少ないかもしれませんが、転職することで見えることってきっとあると思います。
もうダメだー、と思ったら思い切って転職するのも新しい道なのかもしれません。