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【離乳前に始めた幼児食の悩み】遊び食い・食いムラに付き合う

現在、息子は1才10ヶ月です。

授乳も継続中です。

 

1才6ヶ月頃、幼児食を始めようと2冊ほど関連書籍を購入しました。

 

しかし、役に立ったのは年齢によって食べさせて良い食材の判断ができたことと、食材それぞれの調理方法くらいでした。

現実はそう簡単ではありませんでした…。

 

【1才6ヶ月〜現在まで悩み①】遊び食い、食いムラ

 

幼児食の本には、脳の成長段階に沿ったレシピが記載されており、息子の年齢では、つかみ食べができるよう、お米はおにぎりにしたり、パンや野菜は2〜3口で食べられるくらいの大きさに用意するなど、コツが書かれていました。

 

しかし、息子に関してはつかみ食べをしませんでした。

 

ですから、「そろそろつかみ食べの時期だから」と母親が一方的にお皿へ盛り付けた食事には、本当にひと口も手を出さなかったのです。

 

その一方で、遊び食いに注ぐエネルギーは凄まじかったです。

 

おにぎりに混ぜていたしらすや桜えび、パンに塗っていたいちごジャムの果肉などを、指でほじって食べていました。

 

もちろん、この調子なのでお米やパンは食べず、色のついた小さな粒ばかりでした。

そして、どうやら息子は日中にハマっていた砂遊びを連想しているようだったのです。

 

【解決①】スープにしたら食べてくれるようになった

 

観察しているうちに、「スプーンですくうことも遊びのとして楽しいのだろうな」ということも分かってきて、試しにミルクコンソメやおみそ汁にして1品料理を作ってみました。

 

すると、今までが嘘だったかのようにパクパク食べてくれたのです。

 

最後には自分の両手でお椀を傾けて、スープまでゴクゴク飲んでしまいました(1才6ヶ月頃は腕のコントロールが不十分だったので私も手伝っていましたが、今は自分でお椀を支えて飲み干してしまいます)。

 



【1才6ヶ月〜現在まで悩み②】食いムラがある

 

お米やパンに関する食いムラはお伝えしたとおりで、スープにすると食べてくれたのですが、野菜に関してはミキサーにかけてペーストにしないと食べてくれない時期がありました。

 

例えば、葉物野菜の茎を2〜3mmに、葉部分も小さめにしても、どちらも食べないのです。

アレルギーではないことは確認済みでしたので、「味の好みに合わせるのはちょっと違うな」と思っていました。

 

というのは、買える食材の種類や量にも限度があったり、授乳を続けているので栄養面を重視したかったという背景から、なんとかして食べさせたかったのが正直な心情でした。

 

一方で、脳の発達には幼児食が合っていても、息子の身体的な発達、主に顎の力に関して、「この子にとっては幼児食が早すぎたのかな」とも思いました。

 

【解決②】食材を変えてみる、確実に食べて栄養価のバランスをとれた食材はストックしておく

 

スープに変えたことで、炭水化物を米ではなく麺に変えてみたところ、いくらでも食べてくれることが分かりました。

 

鍋に入れていたくずきりも大好きです。

 

それが分かったので、「ちゅるちゅる&ズルズル」系の食材として「納豆&めかぶ&あかもく丼」を作ってみたところ、お椀1杯分を見事に完食してくれたのです!

 

もちろん、優先して食べさせたいのはスープであったり、つかみ食べできるよう調理した食材ですので、毎朝優先してそれらを出しています。

 

しかし、母親にとって「何も食べてくれず授乳だけになってしまう」ことがとても恐ろしく、不安でもあるため、ほぼ確実に食べてくれる食材が見つかったら、それをすぐ出せるようにしておくことは安心につながります。

 

それ以来、我が家の冷蔵庫には、納豆&めかぶ&あかもずくがストックされるようになりました。

 



ねばねばの種類によっては食べられないものもある

 

ちなみに、丼には当初、長芋も入れていたのですが、口の周りがかぶれてしまい、食べないようになりました。

 

長芋を取り除くと好きで食べていたので、今まで調理して食べなかったものでも、ある食材を取り除くと食べるようになる可能性もあります。

 

ですので、私は使った食材と食事の名前だけ書いて、メモするようにしています。

普段から料理する習慣のあるお母さんであれば、食事名をみればどんな調理法だったのか思い返せると思います。

 

私のオリジナルのやり方ではありますが、調理法を逐一書いている時間がないという方でも、食事名と食材だけでも書き残しておくことをおすすめします。

 

【母親も楽できる】調理方法を変えて熱中する遊びや興味を満たしてやる

 

遊び食べ、ひいては息子が熱中している遊びや興味をもっていることを、食事中もしようとします。

 

それに、とっても甘えてきますので、母の膝の上に座らせて食べさせています。

自分の椅子で個々に食べるのは3才までにできれば良いかなあ、と思っています。

 

膝に座らせて「一緒に食べようね」と言うと、一緒に遊ぶことを連想するのだと思います。

まさに、日中の遊びに親が付き合うのと同じ光景だなあと実感しています。