貯金が苦手=小銭貯金
私は正直、貯金が苦手です。
財布の中にお金があればあっただけ使ってしまう人間で、貯金なんてみみっちい、とずっと思っていました。
しかし30歳を超え、このままではいけないと思って真面目にお金を貯めることについて考えるようになりました。
とはいえ、これまでお金を貯めることができなかった30男がなかなか貯金などできるものではなく。
天引き貯金なども考えてみたのですが、面倒くさい。
そこで最終的にたどり着いたのはは小銭貯金だったのです。
「小銭貯金なんて」とバカにすることなかれ、これが結構貯まるんです。
小銭貯金は結構貯まる
小銭貯金なんてわざわざ説明するまでもなく、買い物をして返ってきたお釣り(小銭)をそのまま貯金箱に入れることです。
なぜこの方法をやろうと思ったか。
それは人気お笑い芸人・平成ノブシコブシの吉村さんが小銭貯金をやっていると聞いたからです。
吉村さんは「破天荒」で知られている芸人さんです。
最近、それがキャラだということがわかって話題になりましたが・・・。
どうやら吉村さん、たくさん収入があり2000万円以上もするスーパーカーを購入するほどですが、貯金が苦手だそうです。
使ったお金は全て使ってしまい、全く貯金がないそうです。
そんな彼が唯一うまく言った方法が小銭貯金だったのです。
小銭だけで一年で60万円以上も貯まった、とのことで、これなら自分でもできるかもしれないな、と思ったことがきっかけです。
小銭は使わないを徹底する方法
小銭貯金でたくさん貯める方法をお伝えします。
とっても簡単、それは全ての支払いを徹底してお札で支払うことです。
家を出るときは、財布の中には小銭はゼロにして出かけます。
すると当然、一件目の買い物はお札ですることになりますね。
ここでお釣りとして小銭が帰ってきますが、この小銭を2件目以降で使わないことが効率よく貯金する方法です。
小銭で支払える範囲の代金だったり、例えば1030円とかだったらどうしても小銭を使いたくなってしまいますが、ぐっと我慢します。
とにかく全ての買い物をお札で支払うことを徹底します。
すると買い物が終わって自宅に帰るときには財布の中が小銭でたくさんになります。
自宅に帰ったらすぐに、財布の中の小銭を一気にうつしてしまうのです。
浪費家の人こそやってほしい!
なぜ浪費家の私がこの方法をおすすめするのか?
それは、たくさんお金を使えば使うほど小銭はそれに比例してたくさん貯まっていくからです。
浪費家にとって「使えば使うほど貯まる」って魔法の言葉だと思いませんか?
一方、お金を使わなければ小銭は貯まりませんが、お札を使うのが嫌で買い物をするときも慎重になってしまった場合もあるでしょう。
そうなると、どちらに転んでもグッドな方法だと言えるのではないでしょうか?
なお、貯まる額には個人差がありますが、私はこの方法でなんと年間30万円貯めました。
30男で年間貯金額30万円が多いのか少ないのかの議論は置いといて、小銭貯金だけでそれだけ貯金できるってすごくないですか?
小銭を買い物で使わないので、お札が減るのが早いなぁ、という感覚はありますが、そう思ったらお金を使わなければいいだけです。
小銭貯金は成功しやすい?
それではここから、小銭貯金をより成功させるためのちょっとしたコツについて紹介します。
・小銭を入れる容器はできるだけ大きいものを
小銭を貯める入れ物は、丈夫で大きいものがおすすめです。
私はお歳暮とかでもらえるおせんべいのカンカンを利用しています。
30センチ四方で高さも20センチくらいある、ブリキのあれです。
チープな紙の入れ物だと、あとあと持ち運ぶときに壊れてしまって、小銭をばらまくことになりますので注意してください。
また大きな入れ物の方が、「まだ全然貯まってないなぁ、もっと頑張らなきゃ」と頑張るモチベーションにもなります。
小さな入れ物だと、もうこんなに貯まったのか、じゃあそろそろお札に変えるか、と思ってしまいがちです。
もちろん、たくさん貯まれば貯まっただけ重くなるので両替するときの持ち運びは大変ですが、自分はこんなに貯めたのかとプチ充実感を味わうことができます。
重くなればなるほど両替するときの期待も膨らみますから、楽しくなりますよ!
両替は郵便局がベスト!
いつまでも小銭のまま置いておいてもいいのですが、貯まった小銭はいつか両替しなければいけません。
定期的に両替してやることでモチベーションキープにもつながります。
貯まった小銭をお札に換金するときは郵便局がおすすめです。
なぜなら、郵便局なら小銭を数えて持っていく必要がないからです。
意外と知られてないことですが、銀行に小銭を持って行って「預け入れをしたい」とお願いすると「幾らありますか?」と聞かれます。
基本的に銀行では、こちらが入金伝票に預け入れしたい額を記入して係りの人に渡す流れです。
そう、要するに膨大な小銭を数えて、「幾らあります」と言って渡さなければいけないのです。
受け取った係員は小銭を数える機械でお金を数えるわけですが、ここで1円でも間違いがあれば、「額が違います」と言って戻されてしまうのです。
その点、郵便局は貯まった小銭をそのまま渡せば、勝手に数えてくれます。
こちらで数えて持っていく必要はないのです。
機械で数えた額を「〇〇万円になりました」と教えてくれるので、それを入金伝票に記載するのみ。
圧倒的にラクチンなのです。
銀行でも郵便局でも「両替機を使えばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、両替機を利用すると結構な手数料を取られますから要注意です。
自分が貯めた小銭をお札に変えるだけで手数料を取られるなんて馬鹿馬鹿しいですよね。