旅行で中国へ行った時の出来事
一昨年に弾丸で中国上海へ行ってきました。
中国への便なら、LCCもたくさん出ていますし所要時間も3時間ちょっとで行けるので、手軽に行くことが出来ます。
お目当ての上海ディズニーランドで日本にはない乗り物に乗れて、本場中国の食べ物に舌鼓をうち、下町らしいところで日本にはない生活を見ることができ、とても機長な体験をしました。
さて最終日になり深夜1時発の便に乗るために、上海の浦東空港に向けて電車で向かっていました。
恐らく1時間半くらいかかるところでも、22時頃には出たので余裕で間に合うと思っていました。
特にトラブルもなく順調に電車を走らせ、乗り換えも時間かかることなくスムーズにいきました。
ところが途中の駅で明らかにみんな降りていくんです。
終点ではないのに降りていくのが不思議でした。
何故だろうと思い、係員らしき人に聞いてみるとまさかの空港行きは終わってしまったとのこと。
自分たちが調べていかなかったのが悪いですし、日本と同じような感覚でいたのでこの時はとても反省しました。
中国の終電ってそもそもそんなに長くはないのだなと思い、客引きのタクシーにつかまります。
この客引きタクシーも慣れている様子で私達に交渉してきます。
きっと何人もの終電を逃した私達のような人を相手にしてきたのだろうな、と思いながら交渉を続けます。
タクシーの金額が高すぎる!?
ところがここでも問題が・・・・・・。
何せ交渉金額が高いんです!
普通のメーター付タクシーに乗ればここから空港までそんなにしないのにという距離でも、平気で2倍3倍の金額を提示してきます。
でも私達は飛行機に乗り遅れたらという不安と、早くこの場所から立ち去りたい!
空港に行けば安心できるという思いから、このあり得ない金額に了承してしまいます。
しかもそのタクシー、人気のない所に駐車されていて何だかとてもこわくなりました。
ここで何かされても誰にも気づかれないし、ましてや英語も通じません。
しかしここでは特に何もトラブルはなく、タクシーは空港まで走りました。
会話もなくただただシーンとした空間が、とても異様な空気だったことを今でも覚えています。
タクシーは無事に空港に着き、大きいお金しか持っていなかったのでお釣りを貰おうとまっていました。
するとお釣りはない、何せチップだと思ってくれ。
ここまで乗せてきただろ?これくらい見逃せよ、的なことを翻訳ごしに言われました。
正直かなり失敗したなあという点ばかりで、ただただ情けなくなりました。
思えば私達以外の欧米人の観光客や地元の人たちは、ちゃんとメータータクシーに乗っていてその時冷静になっていれば私達もこんな失敗はしていなかったはずです。
旅行に行く前に様々なトラブルに対してこうしようなどとシュミレーションはしていたものの、まさか終電を逃すということまでは頭にありませんでした。
恥ずかしい限りです。
旅行での失敗点
私の失敗点は主に3つ。
まず冷静になれなかったことです。
その場から早く逃げたいという気持ちが先立って、普段ならしないようなこともしてしまったのです。
それくらい気が動転したってことです。
2つ目は自分の意見をしっかり言わなかったことです。
言うとおりにしないと何かされる、犯罪に巻き込まれてしまうという先入観がありました。
それも間違ってはいません!
しかし海外では平気で騙してくる人や犯罪に巻き込まれる人も多々いるので、最初から疑う姿勢はいい事だと思います。
ですが私は自分の意見を言わず、全て向こうの言い分を鵜呑みにしてしまいました。
例えば金額ですね。
お金がないからもう少し安くしてほしいなどと嘘でも良いから言えたな、とかそれじゃあ別のタクシーで空港まで行く、などと強気な姿勢でも良かったかなと思います。
相手も人間ですし、哀れに思って少し安くしてくれたのかなあなんて考えるとキリがないのですが・・・・・・。
駅で交渉していたため人はたくさんいました。
それでも私はビビってしまったので、棒人間状態だったことを深く反省しました。
旅行行く前、行った後の情報収集
また一番は情報不足ですよね。
これが一番の問題点です!
あくまでも日本と比べてはいけないということ。
今回もそうですが、日本のように利便性を同様に求めてしまうと私みたいな目にあいます!
ちなみにこの時にとった対処法というのは、翻訳アプリでした。
いろんな国で使えるので大変便利ですよ!
ちなみにタクシーの交渉ドライバーも、英語が全く話せない人だったので翻訳アプリごしでコミュニケーションを取っていました。
あまり対処にはなってないかもしれませんが。
行きたいところやお店の情報を調べるのももちろん大事なことですが、そのために移動する電車やバス、タクシーの相場料金などを調べておくと良いかもしれません。
基本的に中国では空港以外で英語が通じたということがなかったので、中国語表記の住所を書いておくと現地で通じやすくなりますよ。
中国以外でもあり得る今回の失敗は、今後様々な国で大変役に立ちました。
やはり下調べ以上に大切なものはないと私は思います。
ある意味この経験でいろいろと学ぶことがあったので、私にとっては失敗からの成功だと思っています。