家族だけの簡単な結婚式
私たちは結婚式をやるなら、小さな家族挙式だけやって簡単に済ませようと話し合って決めていました。
インターネットで調べると、数は少ないですが、市内に幾つかお手頃価格な式場がありました。
なんと2人の衣装、メイク、写真(新郎新婦のツーショット、家族の集合写真)等の必要な物のレンタル込みで5万から挙げられるんです!
ご祝儀を皆から頂いているのに、格安過ぎるかなぁと思いつつも、その式場に決定したのですが…。
「格安家族挙式」をした結果がこうでした。
さすがに5万じゃ済まない
確かにドレス等も用意されているので5万でも挙げられますが、やっぱり「どシンプル」過ぎて物足りなかったです。
私はそこまでドレスにこだわりは無いと思っていましたが、費用をケチってるような感じを出したくなくて、こっちのベールがいい、グローブもこっちの方が可愛い、腰にはリボンをつけたい・・・・・・。
と、オプションを追加していくと10万はオーバーしました(゜Д゜)
それでも安い方ですが、腰にリボンをつけるだけで8000円。
いい商売してますね( ̄∇ ̄)
自分達のやりたいことだけやって終われる
式場の面積も小さくてシンプルですが、だからこそ自分たちで写真を飾ったり、ウェルカムボードを作ったりすれば派手ではないけど温かいスペースが作れました。
式自体、30分で終わって解散。
私達の式には80歳を過ぎたお婆ちゃんが3人来てくれていましたが、体力的にも楽で良かったかなぁと思っています。
式中は、自分達で決めた音楽をBGMにしたり、両親に手紙を読んだり、やりたいことだけやって終わる!
そんな感じでした。
残念だったのが…スタッフの対応
たまたまだったのかもしれませんが、スタッフさん達の人数が少ないです。
そのせいか、打ち合わせの時間を予約したのに30分以上待たされたり、まだ専門学校卒業したての新人をほぼサポートなしで担当させたり、連絡がなかなかとれなかったり・・・・・・。
そういうバタバタがストレスでした。
やっぱり格安だから、人件費とか削減されたりしてるのかなぁなんて私達は妥協していましたが、しかし結婚式は人生において大事なイベントてす。
もう少しスタッフさんに余裕ができていたら、いいサービスができるんじゃないかなぁと思いました。
挙式後は、「仕出し弁当組」と「一緒にご飯組」に別れた
挙式だけで、披露宴はしない。
それはわざわざご祝儀を持って来てくれた人達に対してどうなんだろう?
と、ずっと気になっていました。
ただ、80代のお婆ちゃん達はあんまり長く付き合わせてしまうと疲れてしまうし、遠方から来ている人は帰るのも大変そうだし・・・・・・。
そう思って考えたのが「仕出し弁当」を配ることでした。
おせち料理みたいに豪華なお弁当を業者に頼むと、式場まで配達してくれます。
(…ただこれも「食べ物を持ち込む」というオプション?が追加され料金がかかりました)
それをお婆ちゃん達や遠方から来てくださった方達に配り、後の親戚は近くの和食屋でコース料理を一緒に食べて、解散というスタイルにしました。
その後もちろん内祝いはカタログギフトを送りましたが、これで充分でしょう!
~結婚式を挙げたくなかった私達~
結婚式を挙げたいか挙げたくないかは、男性女性に関わらず、思い方は人それぞれです。私は正直挙げたいと思わなかった派でした。
結婚式を挙げたくない理由って?
理由の1つは「お金」について。
結婚式となると、何百万とお金がかかるイメージですが、そんな式ばかりではありません。
お金についての心配なら、私達が挙げたような格安で挙式できるプランもありますので問題はありません。
ただ経験者からアドバイスするならば、「何をやりたいか」なるべく新郎新婦で明確に話し合ってから式場スタッフに伝えることがオススメです。
そうすることで勢いでオプションを追加したりすることもなくなりますし、やりたいことを絞れば「決めなきゃいけないストレス」も削減できます。
(万が一、スタッフさんが頼りなくても、こちらがリードしてしまえば事はうまく進みます!格安だからといって妥協しすぎないで!)
理由の2つ目は「式に呼ぶ人数」
私は片親で育ち、親戚付き合い、自分の友達もそんなに多くは無かったので、色々考えることは多かったです。
私みたいな方もいらっしゃると思います。
結果、私は親と親の親友と、久しぶりに会う親戚を呼び、そこそこ人数を集めました。
迷ったけど、式は挙げて良かったです。
バージンロードを進み、振り返ると、今まで育ててくれた親や支えてくれた人達への思いがブワーっと溢れ出します。
ありがとうの気持ちを伝える機会はなかなか無いと思うので、結婚式を機会に伝えてみるのはいかがでしょうか。
大きな声では言えないけれど、結婚式を挙げるとなれば「ご祝儀」が集まります。
私達は話し合って、ご祝儀内で「結婚式、式の後の食事会、内祝い、新婚旅行(国内)、引っ越し資金」をやりくりして、それでも「もしもの時のお金」として口座にとっておいてあります。
それができたのも格安挙式だったおかげだと思います。
色々満足いかない部分もあるかもしれないけど、「案外アリ!」ですよ。