疲れる節約方法は絶対に長続きしない
テレビや雑誌の特集などで、節約方法はよく紹介されています。
なかなか優秀な節約方法がありますから、それを見て自分も実践してみようと思う人は少なくないかと思います。
しかし、節約の実践を初めてから当初は張り切ってスタートしても、節約を続けているうちに面倒になったり、気持ちが切れてきたりしていわゆる「節約疲れ」というような状態になってしまうことがあります。
そのため、節約を中途で断念してしまったという人も少なくないのではないでしょうか。
せっかく張り切って節約をスタートさせても途中で止めてしまっては意味はありません。
「節約疲れ」という状態を起こさないようにするためには、なるべく普段から節約を意識しないでも、節約が続いていくというシステムになっていることが理想です。
ただし、実践しやすく続きやすい節約は節約額が少ないというデメリットも考えられます。
しかし、ひとたび節約というシステムを構築してしまえば、少しずつでも節約が続くのですから効果は時間が経るにつれて積み上がっていくのは間違いありません。
自らが実践してみて、「節約疲れ」のような状態にならずに、続けられる節約で節約の効果がなるべく大きい3つの方法を紹介します。
節約術1つ目
一つ目は携帯電話の契約の見直しです。
すでに格安SIMにしているという人ならば、もうそれ以上やる必要はありませんが、格安SIMと大手携帯キャリアとの契約を比べれば1ヶ月あたりにすれば数千円から一万円程度の利用料金の違いがあります。
もちろん、利用料金が高い分は大手携帯キャリアの方がサービスなどがいいことは少なくありませんが、携帯電話やスマホを使っている人はほとんど格安SIMのサービスで不足はないと思われます。
もし、格安SIMに不安があるというならば、いったん格安SIMに変えてみてから、どうしても大手携帯キャリアの方が良かったと言うならば、格安SIMから大手携帯キャリアに再契約すれば良いのではないでしょうか。
少なくても、私の周りでは大手携帯キャリアから格安SIMに変えて大きなデメリットを感じたという人はほとんどいないですし、格安SIMから大手携帯キャリアに再々契約したという人も見当たりません。
もし、家族それぞれに大手携帯キャリアと契約しているという場合には、全員が格安SIMに変更するだけで月々数万円、年間にすれば数十万円もの節約が可能です。
これはかなり大きな節約効果であると断言できます。
大手キャリアから格安SIMに契約変更する場合には少し手間がかかることは否定することはできませんが、一度変更を行ってしまえば、それ以降はずっと節約効果があるのですから、やらない方がおかしいと言えるかもしれません 。
まだ、検討もしていないという人はまずはどのくらいの節約効果があるのか一度は調べてみるべきでしょう。
節約術2つ目
二つ目は電気料金とガス料金の見直しです。
既に見直しているという人はそのまま続ければ良いでしょう。
電気会社とガス会社が自由化されたのを聞いたことがある人も少なくないでしょうが、新電力会社や新ガス会社に契約変更することで、ガス料金や電気料金が下がる場合があります。
会社を変更することによって、すべての家庭で電気料金やガス料金が下がるというわけではありませんが、ほとんどの場合は電気料金やガス料金が下がることでしょう。
これも電気やガスの利用方法や利用料などによって、どのくらい節約できるのかは変わりますが、月々数百円から数千円程度、年間にすれば数千円から数万円程度の節約につながることもあるので、検討してみる価値は十分あります。
契約の変更によって、どれぐらいの額が節約できるのかは、インターネットなどで比較サイトなどを見れば簡単に比較できるので、メリットが多ければすぐにでも変更すべきと言えます。
これも、いったん変更をおこなってしまえば、節約効果はずっと継続します。
節約術3つ目
最後は普段の現金利用時に、クレジットカードや電子マネーやQRコード決済などのキャッシュレスを導入することです。
それぞれの決済方法やクレジットカード会社や電子マネー会社やQRコード決済会社によって違いはありますが、ポイントやキャッシュバックという形で節約ができます。
現金で支払う代わりにカードや電子マネーやQRコードで支払うだけですから特に手間はかかりません。
それぞれ1回に利用する額は小さいということもあります。
ですが利用回数が多いので、これこそまさしく「塵も積もれば山となる」ということで1ヶ月間使っていればかなりのポイントやキャッシュバックを受けられることは間違いないでしょう。
クレジットカードや電子マネーやQRコード決済に敷居が高いという人もいるかもしれませんが、一度利用してみれば決済のスピーディーさやポイントやキャッシュバックされることできっと利用できるに違いありません。
節約しようと考えてもなかなか続かない人は、この三つの節約方法を実践すること続けられる節約を始めましょう。