家でできる節約術とは?
家で過ごすことが多いので節約を考えた時に、電気や水道といった光熱費を下げることをまず目標にかかげました。
けれどそれと同時に家で過ごしているのに、電気や水を一切使わなかったり、無理して我慢する暮らしというのは中々にハードルが高いものだと躊躇いました。
夏や冬であれば確実にほエアコンが必要だし、夜になればシーリングライトの明かりが必要で、食器一つ洗うのにも水をシンクに流す必要があります。
節約だからといって暗い中や暑い寒い部屋で過ごしては、むしろ体に毒になり病院にお世話になれば元も子もありません。
そこで普段の暮らしの便利さや快適さを損なわないで、いかに電気料金や水道料金を抑えられないかと思案してみました。
電球を取り替える時期だったからできたこと
そして思いついたのが、まずシーリングライトやダウンライトの電球を、センサー付きシーリングやled電球に取り替えることでした。
センサー付き製品だと、範囲内に人がいないことが分かると自動で切ってくれます。
普通は手動でしなきゃいけない場面を自動化することで、負担なく節約のハードルを下げようと考えました。
ちょうど電球の買い換え時期だったこともあり、居間や寝室、廊下などを人感センサーつきの明かりへと一気に変更しました。
家に自分一人だけだと電気の切り忘れは少なく把握しやすいかもしれませんが、家族が多いとすぐ後に誰か使うかもしれないと考えるとおちおち居間や廊下の電気のスイッチを切れません。
消さないでと言われると、少しの間ならと切らずにおくこともありました。
もちろんその後に使うこともなくはないのですが、誰もこなかったりして使わないことも多々あります。
一晩中明かりの無駄遣いをしてしまうことも少なくありませんでした。
けれど人感センサーがついてる電球だと、人が真下や近くを通ると消えていた明かりがついて、通り過ぎてしばらくすると自動でオフになったり、手動で壁のスイッチを操作しなくてもよくなります。
自分たちでスイッチの入り切りをしなくてもいい生活になるのです。
微々たる節約のように見えても案外家で過ごすのが多い私にとっては、電気料金の節約になりました。
また家族が節約に協力的でなかったこともあり、自動でオフになってくれる電球は有り難い商品だと感じました。
明かりが欲しい時だけつけるというのは、当たり前の行動のように見えても普通に生活していると結構難しかったのだと思います。
また電球だけではなく、買い換えのタイミングで人感センサーつきエアコンやテレビに換えて、手動で切らなくても自動で電源をコントロールしてくれる製品を居間に揃えました。
手動で切るのは一番簡単なことかもしれませんが、それができてないからこそ節約後は電気料金が下がっているのだと痛感します。
それまでが無頓着だったのかもしれませんが、居間で年がら年中テレビを見ていたり過ごしているわけではないので、使わない時に自動でとことんオフにしてくれる製品はダイレクトに節約になります。
水道料金も簡単節約!
また、毎月の電気料金が下がった嬉しさもあって、水道料金も下げられないかと考え直しました。
そうしたらこちらも水栓に取りつけられるタイプの人感センサーがあるのだと知り、早速キッチンに取り付けてみました。
簡単にいうと外のお洒落な洗面所のように、手を前に出すと水が流れるものと原理は同じです。
特にこの器具は、食器洗いや料理の下準備をする時に一番節約になると感じました。
というのも食器や野菜は衛生のこともあって、たらいなどに一度水を貯めないで水道からの流水で直接洗うようにしていたのですが、センサーで物がある時だけ流水状態にしてくれるので、お皿を脇に置くために手を外した際にはぴたりと止水してくれます。
手動でも止める出すはもちろんできることですが、毎日となると面倒くさいものです。
その点これは自動で何回も繰り返し止水と流水が交互にできるので、結果半分くらいの水量で済んでいると感じます。
節約のために水栓だと水の量を減らして水圧を上げるタイプの取り付け器具もありますが、それだと水が飛び散ってしまったりこれまでどうしても使い勝手が悪かったので、自動止水してくれる器具の方が役立ちました。
またこれまでだと完全に止め忘れることはなかったとしても、急いでいると若干水がぽたぽたっとシンクに垂れるくらいの止め忘れはありました。
けれど自動止水のセンサーつき器具を使うようになってからは、中途半端に止水できない状態になることはなくなり、実際節水にもなっています。
節約するタイミング
もちろん買い換えの場合、製品や器具自体に一旦購入費用がかかってしまいますが、故障などのタイミングで迷わず人感センサータイプを選べば、元がとれる以上に節約になります。
メリットは我慢したり無理して頑張らなくても、節電節水に結びつくところです。
エアコンもテレビも、そして水栓の器具も1、2年で買い換えるような短いサイクルのものじゃないからこそ、一度変えてしまえば長期的な節約を負担ゼロでできる優秀なアイテムになります。