出産を終えて子供がはいはいをするようになり、つかまり立ちをするようになり、歩くようになります。
ご飯も母乳やミルクから大人と同じような食事になり、「やっとでかけるのや外食が楽になった」と思う方もいるのでは?
ですがそれも1歳ちょっとまでの期間だけです。
そう、2歳が近くなるとほとんどの親たちの悩みとなるのがイヤイヤ期です。
一般的には、2歳前の1歳10ヶ月頃からイヤイヤ期が始まる子が多く、3歳くらいまでイヤイヤ期が続くと言われています。
「そんなに続くの?」と絶望的な気持ちになる方も多いでしょう。
そこで、イヤイヤ期を楽にする考え方をご紹介していきます。
1「そんな時期だから仕方ない」と開き直る
イヤイヤ期はただその子がわがままなのではなく、誰にも同じように訪れるものです。
大人にも好き嫌いがありますよね。
子供たちにもその好き嫌いや自我が生まれてきた、ただそれだけのことなのです。
ですがまだ上手く伝えることもできないし、自分でもどうすれば良いのか分からないからイヤイヤという形で出てきてしまうのですね。
ですがさすがの親でもそんな子供達の気持ちを知ることなんてできませんから、「どうしてほしいの!」と悩まずに「イヤイヤ期だから仕方ないな」と簡単に考えてしまいましょう。
例えば食事中にイヤイヤされれば「もしかしてご飯がまずいの?」と悩む方もいるでしょう。そんなことありません。
単に「とにかくイヤイヤしたいだけだな」と考えましょうね。
2「あ、これがしてほしいんでしょ!」と当てるゲームにする
子供からすれば「これがしてほしいのに分かってくれない!」と感じているからこそのイヤイヤもあるでしょう。
ですが、親たちからすれば「こっちがイヤイヤしたいよ!」と思う程に分かってあげられません。
ならそれを活かして「何がしてほしいのかな?」と当てっこゲームをしてみてはいかがでしょうか?
例えば喉が渇いていたり、お腹がすいていたり、おむつが汚れていたり、欲しいものがあっても自分の手の届かないところにあったりと伝えたいのにしてもらえないことが多い訳です。
確かに大人からしても、してほしいことがあるのに伝わらないことが多いとイライラしてしまいますよね。
ですが逆に、自分が伝えたかったことが分かってもらったら嬉しいと思いませんか?
子供達も同じで、自分が伝えたかったことが分かってもらえたらにっこり笑顔になってくれます。
最初は難しくても、思い当たるところから「これかな?それともこれかな?」と話しかけてあげてみてはどうでしょうか?
3 逆に「こんなことするのか」と観察して楽しんでおく
イヤイヤ期のお子さんがいる親たちに多いのが「なんでそんなことするの!」という考えではないでしょうか?
確かに、大人の常識を越える行動をしてしまうので理解できない、と思うこともありますよね。
ですが、それをネガティブな考え方にするのではなく、ポジティブな考え方に変えて「次はこんなことをするのかな?」と予想してみてはいかがでしょうか?
外出先であれば難しいかもしれませんが、家の中ならイヤイヤで急に倒れてみたり走って逃げてみたり、座り込んで動かなかったり大騒ぎしたりしてもそこまでは問題になりませんよね。
そんな時には「新しいイヤイヤの仕方だ」、「次は何をするんだろう」、「このまま様子を見てたらどうなるのか」と観察をしてみてはどうでしょう?
ちょっとこちらの様子を伺ってみたりと更に面白い行動をしてくれるので見ていて楽しいですよ。
イヤイヤ期って2歳から3歳くらいまでの約1年の間だけのものです。
子供が成人するまでにかかるのが20年。
そう考えてみると一瞬のことだと思いませんか?
イヤイヤ期の子供に会えるのもこの時だけと考えて、楽しく過ごしてみませんか?