子供が2歳になってくるとやってくる「イヤイヤ期」
私は4歳の娘と、2歳の息子がいます。
今までは愛嬌たっぷりで、上の子が泣くと、なにも言わずそっと抱きしめに行く優男。
そんな息子が、いよいよイヤイヤ期に突入しました。
遊ぶ時も「イヤ」
食べる時も「イヤ」
寝る時まで「イヤ」
私も人間なので、心の中では「イーー」とはなります。
それでも、私が感情的になったところで逆効果なので、起こることはしません。
必ずその場で、息子が何にイライラしてるのか・・・。
何をしたいのか・・・。
息子の気持ちを読み取るようにしています。
子供のイヤイヤ期に「やりたい」を怒ってはダメ!
例えば、
ご飯の時に、まだ使えないお箸で食べたいと、泣いていたとします。
ダメな例をあげるなら
《まだ使えないでしょ》《言うこと聞きなさい》
など、やりたいと言ってることを否定する事だと思います。
否定する理由は何ですか??
机の回りが汚れるからですか?
洋服が汚れるからですか?
せっかく我が子が【やりたい!!】と思っているなら、とことん付き合ってあげてみてください。
汚れるのが嫌なら、机の回りは片付けが簡単なチラシを敷き詰めたり、親が出来る事はたくさんあります。
出来なくても決して、
《ほらね。やめなさいってママは言ったでしょ》
とは言ってはいけません。
冗談を交えながら
《頑張ったねー‼○○くんはこっちの方がいっぱいお口に入れられたね》
などと、自然と、またフォークに誘導してあげればいいと思っています。
子供からしたら、赤ちゃんの時に、お箸で食べようとしたら
《やめなさい!》
って言われたのに、適齢期になったら
《フォークはダメ。お箸で食べなさいってなに?》
となってしまいます。
それだったら、お箸に興味が出た時点で、寄り添ってあげてもいいのかもしれません。
実はすでに、上の子で実践済みなんです。
同じ歳の子より、早くお箸を使うことが出来ました。
同様のやり方で、トイレも2歳で出来ていました。
子供の気持ちを汲み取って、先手を打ってみると後々楽になる
他に例をあげるなら、
公園に遊びに行きお家に帰りたくない‼
と泣きわめいているとします。
よく聞く例をあげるなら、
《おやつ食べようか》《鬼さん(おばけ)来るよー》
などの、交換条件や脅してる方を、見かける事があります。
でもそんな親子に限って、子供の鳴き声が大きくなります。
お母さんは、周りの目も気にして、怒るのを我慢してイライラしています。
二人して、負のループにはまってしまっています。
お母さんがそんなに早く帰りたい理由は何ですか?
ご飯の準備ですか?
洗濯物の取り入れですか?
イヤイヤ期に入ったのがわかった時点で、子供の先手を行かないといけません!!
《公園行ったらすぐには帰れないから、行く前に軽くご飯を作っておいて、帰って来たら温めるだけにして行こう》
などと、ちょっとでも寄り添う時間を作ってあげましょう。
大概の方々が、
《そんなのんびりしていられるか!》
と思ったことでしょう。
子供のイヤイヤ期だからこそ、周りの協力が必要になるんです!
私がこんなことを言えたのは、一番に周りの協力があったからだと思います。
旦那だけとは限らず、親や友達にも協力してもらっています。
じゃないと、ママの仕事は山ほどあるのに、子供のイヤイヤに付き合ってはいられませんよね。
イヤイヤ期に突入したことを、ママだけが抱え込むんじゃなく、周りの皆と共有して子供の成長を楽しんでもらいたいです。
私がそもそも何故、子供のやりたいようにやらせるかというと、私自身の幼少期に理由があります。
母親から、
《あれダメ》《これダメ》
《ママの言うことを聞いていればいいの》
を言われ続けたんです。
中高になって、やりたい事を相談しても、
《それは○○だからやめなさい!》
《○○ちゃんには向いてないからやめなさい!》
など、やる前から根を折られ続けました。
その結果、20歳前半まで親のひいたレールに従い、何も出来ない子になってしまったんです。
好奇心旺盛な私には、すごくつまらない世界でした・・・。
家事育児、どちらともママがしないといけない訳じゃありません。
たまには、1日家事を忘れてもいいじゃないですか!!!
旦那、おじいちゃん、おばあちゃん、友達に甘えて、子供と公園のベンチに時間も考えず座ってみてください。
今まで真面目にこなしていた家事だからこそ、解放されてスッと抜けたような気持ちになりますよ。
完璧なママなんていません。
家事育児でイライラする事があるのなら、それは無理して頑張っているのかもしれませんよ。
家事や育児をかわってもらう→心にゆとりが生まれる
私がマタニティーブルーで、
《もういやーー‼》
ってなった日に、旦那にすべてを話しました。
それから、家事が苦手な私は、日曜日の夜ご飯だけ、旦那にお願いして作ってもらっています。
旦那も最初は、いやいや作らされていたのか、科学の実験なのか?
と思うような創作料理を作っていました。
それから成長し、今では某サイトを見ながら《なににしようかな?》と冷蔵庫を眺めています。
仕事の帰りの電話では、
《今日はみんなが喜ぶのを作るから、キッチン覗いちゃダメよー》
と誰よりも日曜日を楽しみにしています。
たった1日、日曜日の夜ご飯を作ってもらうだけなのに、子供との時間が増えただけでなく、私の完璧にしなきゃという変なプレッシャーもなくなります。
心が落ち着いて、自然と子供の前でも笑顔でいられます。
イヤイヤ期は、親を試してるなんて言いますよね。
イヤイヤ期に、やりたい事を受け入れて聞いてあげていると、大きくなっても、子供からいろんな相談をしてくれる関係に繋がっていくと思います。