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【育児】娘との断乳奮闘記

母乳が原因で虫歯に!?

 

私の娘は母乳から中々離れることができず、大変苦労しました。

 

よく姉妹、兄弟などが出来れば妊娠、出産を機に離れられたり・・・。

母親が風邪などをひき、薬を飲んだ為など様々なきっかけを聞きました。

 

娘は一人っ子です。

 

私はお陰様で一度も体を壊すこともなく、のほほんと育児をしていました。

 

乳歯が生えると母乳を飲んだ後に歯磨きをさせないと、虫歯になりやすくなるのですが、当時の私は恥ずかしながら、無知でした。

 

全くそんなこと、気にしていなかったんです。

母乳を飲みながら寝るので、飲んだ後に歯磨きが中々出来なかったんです。

 

それでも焦ることはありませんでした。

焦り始めたのは、娘が1歳半になった時です。

 

娘の歯に白い線のようなものが出来て、歯磨きをしても消えなくなったんです。

 

驚いて、すぐに歯医者さんに行くと「これは虫歯ができかけています。母乳とか、ミルクまだ飲ませてない?」と言われたんです。

 

衝撃でした。

母乳のせいで、虫歯とは・・・。

 

母親失格だ・・・。

とまで落ち込みました。

 

それが、子どもが1歳半の時になります。

 

そこから私と娘の断乳奮闘記が始まります。

 



いらない知恵をどんどん付けていく娘

 

1歳半って大人が、思うよりすっごい賢いんですよ。

例えば、スーパーへ買い物に娘と二人でいくとします。

 

買い物がしやすいように、娘を抱き抱えて、子供用のカートへ乗せようとするんですね。

 

そしたら大声で「痛いー」「やめてー」って叫んで、足をバタバタさせるんです。

 

周りの大人たちの冷たい視線が突き刺さり、娘をカートに乗せることを断念するんですね。

 

そしたら娘は、最初はおとなしく私の歩くスピードに合わせて手をつないで一緒に歩くんですが、そんなのは5分と持ちません。

 

すぐにお菓子売り場や、ふりかけ売り場に走っていき、一生懸命自分の欲しいものを探します。

 

仕方なく、「1個ね」と私が声をかけます。

もちろんオモチャなどの景品付は買いません。

 

すると、1歳半の、娘はどうすると思います?

 

お菓子を1個えらんで、私の横に戻ります。

ここまでは良い子です。

 

ですがレジで並ぶと、本当に忍者のようにいなくなるんです。

えーっ、と思いながら自分の番になったので、とりあえずカゴをレジに置きます。

 

すると、娘は欲しかった景品付きのお菓子を持って現れ、そっとカゴに入れるんです。

 

レジのおばちゃん「偉いねー」って、そんな娘を褒めてしまうんです。

私からしたら、イライラマックスですよ。

 

そんないらない知恵を身につけた娘との断乳の戦いなんです。

 

センブリを試しての断乳

 

育児の先輩に相談すると、

「センブリをお乳に塗ってごらん。毒ではないから口に入れても安心だし、とっても苦いからきっと離れられる」

と言われました。

 

センブリを購入し、自宅で言われた通りに、乳房にたっぷり塗りました。

娘は乳首を加えたとたん、びっくりし、ウェーンと泣き始めました。

 

私は「やった」と内心大喜びしましたが、そんなのは束の間でした。

 

娘は一目散にタンスへ走り、タオルを取り出し、私の乳房を「キレイキレイ」とふきだしたんです。

 

「はぁー」負けたー。

これには、さすがに驚きですね。

 

乳房をタオルでキレイに拭いた後はお察しの通り、ごくごく母乳を飲み始めました。

センブリは、1歳半を過ぎた娘には聞きません。

 

絵を描いて怖がらせるという作戦

 

次に実行したのは、NHK番組での断乳にこれで成功しました、などの番組に取り上げられていた方法です。

 

私の乳房に油性ペンで絵を描きます。

子どもの怖がる、お化けや、恐竜の絵を油性ペンで書くだけです。

 

時間をかけ、一生懸命怖そうな恐竜の絵を描いてみました。

私の乳房に描かれた乳房をみた子どもの反応は、なんと大喜びです。

 

ケラケラ笑って、母乳を飲みたくないときにでも、私の服をめくり恐竜を見に来たぐらいです。

 

私はバカでした。

無知でした。

 

きっと絵が可愛かったからだと思いました。

なので、できるだけ怖いお化けの絵を、また油性ペンで一生懸命時間をかけて書いたんです。

 

さてお化けを見た子供の感想は、またまた大爆笑。

 

挙句の果てに、お客さんが家に訪れた時なども、お客さんに見せようと私の服をめくりに来たりするようになったんです。

 

本当に逆効果なことを、時間をかけてしてしまったな、とすごく後悔しました。

特に娘に非があるわけではなく、怒ることもできませんでした。

 



身近なある人の助言によって断乳するキッカケになった

 

主人は育児に全く関心を持たない人だったので、主人に協力してもらえることが出来ませんでした。

 

私は本当に、あと少しでになっていたのでは、というほど弱っていました。

 

でもこの後、すんなり断乳が出来てしまったんです。

どうして断乳が成功したかというと、それはおばあちゃん(私の母)のおかげです。

 

その頃、娘はおばあちゃんと、携帯電話で話をするのがとても好きでした。

 

娘が、2歳頃のことでした。

 

娘がおばあちゃんと話をしていたんですが、

 

「あのね。〇〇ちゃん。

ママのおっぱいまだ飲んでるの?

ママのおっぱい飲んでるとママの元気を〇〇ちゃんにあげるから、ママがしんどくなって病院に行かないといけないかもしれないよ。

ママとバイバイいやだよね。

そしたら、もう〇〇ちゃんは赤ちゃんじゃないか、おっぱいやめよ。」

 

てことを20分ぐらいかけて話してくれたんです。

 

本当に今でも驚きです。

それから全く母乳を欲しがらなくなったんです。

 

孫にとって、おばあちゃんの力恐るべし。

そこから私は母に頭が上がりません。